それいけ僕の大切くん!
ずっと握りしめてきた大切くん。
雨の日も風の日も
もちろん気持ちの良い青空の日も
共に歩んだ大切くん。
大切を大切にしてきたから今がある。
大切が大切のままだったから僕がいる。
たださ、良くないぞ僕。
君がいるから大丈夫!じゃなくて
君がいるから良いや...って
なってるじゃないか。
開けもしない宝箱に
君を閉じ込めている場合じゃない。
握りしめた大切くんを手放す時。
これからの僕のために
これまでの僕を手放してみる。
それは捨てることじゃない。
握り続けてきた僕は消えない。
また違う大切に出逢うことも
大切くんも喜んでくれるはず。
いってらっしゃい、僕の大切。
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